「ID3TAGの情報を、INIファイルから読み込む」というの機能の説明を行います。
この機能は抽出されるmp3の、アーティスト名や曲名などがあらかじめ分かっている場合に使用する機能です。
現在、ID3TAG v1.x のみのサポートなので字数制限に注意が必要です。
メインウインドウの「タグ」タブの「ID3TAGの情報を、INIファイルから読み込む」をチェックすると、INIファイルを選択するダイアログボックスが開くので、後述の書式にしたがってて書かれたINIファイルを選択してください。
欄の右にあるアイコンをクリックするとINIファイルを選択し直すことが出来ます。
例えば下記のように記述します。あくまでも一例です。下記ファイルからの抽出を推奨するものではありません。
[General] InputFile=Data.wz InputCRC=3647A607 [Default] Artist=Led Zeper Album=MapleStory Genre=Game Year=2005 Comment=chopped by mp3chopper beta3 [Track1] Title=SleepyWood [Track2] Title=FloralLife
InputFile, InputCRCの二つのキーがあります。どちらも必ずしも設定しなくてもいいです。
InputFileが指定してある場合は、抽出作業を行う前にファイル名のチェックを行い、間違っている可能性がある場合に注意を促します。
InputCRCが指定してある場合は、抽出作業を行う前にファイルの同一性のチェックを行い、間違っている可能性がある場合に注意を促します。InputCRCを指定すると、計算に時間が掛かる場合があるので、場合によっては省略した方がいいかもしれません。
Artist, Album, Title, Genre, Year, Comment, TrackNo のキーがあります。あたりまえですが、それぞれID3TAGの各フィールドに対応しています。
また、どのキーに関しても設定するしないは自由です。必要がないと判断したフィールドは無視して構いません。
ここでの設定は、抽出される全てのトラックの共通のフィールドを指定することを想定したものです。
現在、ID3 v1.x のみでの書き込みしかサポートしていないので、文字数制限がシビアです。
Artist, Album, Title は半角30文字まで、全角なら15文字までです。
Yearは半角4文字まで。Commentは、TrackNoを指定した場合は半角28文字まで、指定しなかった場合は半角30文字までとなります。
タグ情報の書き込みの際に、字数が溢れた場合には文字列が途切れてしまいます。
また、TrackNoは、1から255までで指定してください。それ以上の数を指定した場合では、エラーは出しませんが意図したように書き込むことはできないでしょう。
Genre は、
抽出された各ファイルごとのID3TAGの設定を行います。
セクション名は、一番目の抽出ファイルに関する設定では Track1、 10番目の抽出ファイルに関する設定では Track10 となります。
抽出されるmp3ファイルに対応するセクションが存在しない場合は、INIファイルからの読み込みは行われません。
Artist, Album, Title, Genre, Year, Comment, TrackNo のキーがあります。各キーの説明はDefaultセクションの説明を参考にしてください。
Defaultセクションでも同じキーが設定されているものがある場合は、Track**の設定が優先されます。